2013年9月29日日曜日

「夜の牧場探検」参加者募集をはじめました!

本日の天気:晴れ
    気温:17.5℃
    湿度:55.0%

本日はお天気に恵まれ、気持ちの良い一日となりました。
ただやはり寒さが気になります。
筆者はそろそろストーブを導入しようか、思案中です。

さて、本日、イベント「夜の牧場探検」の参加者募集を開始しました。
HPにも使われているこの写真↓
何が起きているのか、分かるでしょうか。

夜になると、
明かりのない神津牧場は真っ暗になります。
そんな暗い夜であっても神津牧場はウシを放牧、つまりは外に出しています。
ウシたちは、一体何をしているのでしょうか。寝ているのでしょうか。

そしてその闇に紛れるようにして、
野生の動物たちが動き出します。
先日の「マムシグサ、赤くなっていました」にも書いた、ちょっと困った動物たちもいます。

神津牧場の昼はとてものどかですが、
一方で、夜は何が出てくるかわかりません。
そんな中を、ガイドと一緒に懐中電灯で足元を照らしながら、
わくわくどきどきの探検を楽しむ、
それが「夜の牧場探検」です。

実は筆者、昨日も夜にお客様をご案内していました。
その方々、「すっっごく楽しかったです!!」と、帰って行かれました。
ありがとうございました。

このイベントは車の定員の関係上、先着順で10名しか、お受けすることができません。
お早目の申し込みをお願いいたします。

それではまた。

庄山

2013年9月28日土曜日

ガイドツアー(お試し)始めました。

本日の天気:晴れ
    気温:16℃(16時現在)
    湿度:54%

本当に寒くなってきました。
下の世界とここ(標高1100m)では寒さが全然違います。
何度もここで言っておりますが、上着必須です。

さて、今日から実は神津牧場ガイドツアー(お試し)を始めました。
記念すべき初日の様子はこちら。

今後は有料になる可能性もあるのですが、まずはお試しでやってみようということで、
現在、特別に無料で開催中です。
このガイドツアーは、

9月29日(日)  10月5日(土)   11月 2日(土)
             6日(日)       3日(日)
            12日(土)       11日(日)
            13日(日)       17日(土)
            26日(土)       18日(日)
            27日(日)       24日(土)
                         25日(日)

に、開催する予定です。
詳細は以下の通りです。

実施時刻:11:00~11:45、14:15~15:00
   時間:45分
   料金:無料(お試し期間のみ!)
参加方法:所定の時間に集合場所にお集まりください。
       集合場所は牧場内に掲示してあります。
テーマ:その日のお楽しみです。

本日のガイドツアーは午前「神津牧場のウシたちに会いに行こう!」、
午後「牛乳ってどうやってできるの?」の2本立てでした。
本日は合計18名のお客様が参加し、大変好評をいただきました。
ありがとうございました。

まだまだお試し期間なので、公表するか迷っていたのですが、
とあるお客様から「ぜひもう1度参加したい!いつやっているの!?」というお声を頂き、
公表に踏み切っています。
ありがたいお言葉、本当にありがとうございました。

何のテーマが飛び出すかはその日その日のお楽しみです。
また、実施期日、時間は今後変わる可能性もあります。
変更がありましたらこのブログ、もしくはHPにてお知らせいたしますので、チェックをお願いいたします。
分からなければ、神津牧場にお問い合わせください。

そうそれと余談ですが・・・、
このガイドツアーは現在、これを書いている私、庄山が担当しております。
このブログの人に会ってみたいという方も是非、こっそり来てみてください。

それではまた。

庄山

2013年9月27日金曜日

今シーズン初!最低気温10度を切りました!

本日の天気:快晴
     気温:14℃(17時時点)
     湿度:43%

明日以降にお出かけの皆様にお知らせです。
神津牧場では本日、
今シーズン初めて、最低気温が10℃を切りました。

その気温、なんと7.8℃

標高1100mをなめてはいけませんでした。
寒いです。
筆者もそろそろ毛布を出そうかと思案中です。

本日いらっしゃったお客様も、
車から出た瞬間「寒いねー。」と言っている方がちらほらいらっしゃいました。
このブログでも散々言っておりますが、
市街地とはかなり気温が違います。
上着を必ずお持ちください。

ただ、寒いとはいえ・・・、
ある程度暖かい建物の中で食べるソフトクリームはやっぱりおいしいのです。
食欲の秋はまだ始まったばかり。
みなさま、ぜひお出かけくださいね。

それではまた。

庄山

2013年9月25日水曜日

ウサギの赤ちゃんのその後とヤママユ

 
本日の天気:曇りのち雨
     気温:18℃
     湿度:82%
 
しばらくぶりにウシの写真を撮ってみました。
雨でも霧でも、ウシたちはとても元気です。
この子たちも筆者が牛舎へ行くと、「なになに~?」とこっちを見つめてきます。かわいい。
 
さて、今日はまず、先日報告していたウサギの赤ちゃんの続報をお届けします。
あれから月日が経ち、、
立派なウサギになりつつある赤ちゃんたち。
毛づくろいをしていますが、
横から見るとこんな感じ。
貫禄あるウサギになりつつあります。
とても成長が早いので、いわゆる「赤ちゃん」の時期はそんなに長くありません。
ですが、この子たち。まだあどけなさが残っていて非常に可愛いです。
ぜひお早めに会いに来てください。

そして今日のもう1つのネタ。「ヤママユ」。
みなさんも名前は聞いたことがあるのではないのでしょうか。
よく「ヤママユガ」と言われてしまうのですが、標準和名は「ヤママユ」です。

さて、本日筆者、事務所前の階段を登ろうとすると、落ち葉っぽい落ち葉じゃないものを発見。
これがヤママユです。
隣にあるボールペン、決してミニサイズではありません。
標準サイズです。

実は筆者、生き物全般大好きなくせに、
蛾だけ、蛾だけは大の苦手なのです。
発見し、声が出なくなるほど驚いたのですが、
これは皆さんにお伝えしなくてはならない、と、決死の覚悟で撮影しました。
このあと、突っついてみたら・・・彼女(この子はメスです)、生きていたんですけどね。
その時の筆者の様子はご想像にお任せします。

この時期に集中して出てくる蛾の仲間で、
夜、明かりをつけているとバタバタと寄ってきます。
この姿からは想像ができないのですが、
ヤママユの成虫は口が退化してしまっているため、エサを食べることができません。
幼虫の時に蓄えた栄養のみでパートナー探しをし、交尾をして卵を産み、その一生を終えるのです。
健気です。

そしてさなぎである“繭”は薄黄緑色で、この色は文句なしに綺麗です。
私の大好きな絵本「ちいさな星の子と山ねこ」という絵本にもこのヤママユの繭が登場し、
重要な役割を果たします。
(気になる人は読んでみてくださいね。)
幼心に「ヤママユってどんなちょうちょが出てくるんだろう?」とわくわくしていたはずが、
今となっては・・・といった感じです。

この大きな生き物に会いたいという方、今がチャンスです。
もうしばらくすると寒くなり、すっかり姿を見せなくなってしまいます。
10月頭までが勝負というところでしょう。
遊びに来た際にはちょっとだけ目を地面に向けてみましょう。
すると落ち葉にまじって・・・ヤママユに会えるかもしれません。

それではまた。

庄山




 

2013年9月24日火曜日

マムシグサ、赤くなっていました。

本日の天気:曇りときどき雨
     気温:15℃
     湿度:80%

段々、長袖じゃないといられない気候になってきました。
下仁田町や佐久市からこちらに上ってくるときには、
「まだまだ暖かいねー。」
と言っているかもしれない皆様。
本日の神津牧場は長袖必須でした。
パーカー等、ほんの1枚、持ってくるだけで過ごしやすさが違います。
ぜひお持ちください。

さて、前回の投稿に登場したマムシグサ。
筆者は赤くなるのを非常に楽しみにしておりました。
するとひょんなところで発見。

秋、ですねぇ。
あ、前回の日記にも書きましたが、
これは絶対に食べないでくださいね。けっこう強烈な毒草です。

そして本日、ちょっと用事があって放牧地へ行くと、
こんなお客さんと出会いました。

見えますか?
ニホンジカの群れです。
この光景だけみるとほほえましくも思うのですが、
なんとこのシカたち。
私たち神津牧場がウシのために育てている牧草を、
こっそりと食べに来てしまっているのです。
この直後、私ががさがさっと動くと・・・、
「ピイイッ!」
という警戒音を出して走り去って行きました。

自然がたくさんあることはとても良いことです。
ウシにとっても人間にとっても、自然は様々な「良いこと」を提供してくれるかけがえのない存在です。
ですが一方で、このシカのように、牧場と共に生きることがちょっと難しい生き物がいるのも事実です。
(少数ならいいんですけどね。。。)
ですから今後は、
そういった困ったことも含めて、神津牧場のことを知っていただく機会を作っていきたい、
そんな風に感じております。

では、皆様も寒さに気をつけつつお過ごしください。
それではまた。

庄山



2013年9月21日土曜日

いよいよ秋がやってきました!


本日の天気:晴れ
    気温:20℃
    湿度:50 %

9月2回目の3連休・初日です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

神津牧場は本格的に涼しくなってまいりました。
昼間は暖かいのですが、
朝晩はとても冷えるようになってきています。
例えば、ウシたちの世話をしに朝5時に牛舎へ行くと、
ウシの吐く息・自分の吐く息が白くなった、なんてこともありました。
お出かけの際には必ず、長袖を1枚、お持ちください。

さて、段々と秋が近づいてきたという話はしていたのですが、
秋らしい物をまだご紹介していませんでした。
ということで、まずはこちら。



神津牧場でも、こんなに綺麗なコスモスが咲いています。
そしてお隣の「山荘あらふね」さんでもたくさんのコスモスを見ることができます。
ただ、先日の台風18号の影響で、
昨年ほどたくさんは咲いていないとのことです。
ですが、今咲いているのは、
あの大変な風雨に耐えて花を咲かせたコスモスたちです。
そんな健気でかわいらしい姿をぜひ見にいらしてください。

そして、コスモスだけではなく、
神津牧場に生息するたくさんの生き物たちも冬へ向かって準備中です。
たとえばこれ。

まだちょっと早い感じなので、
もうちょっと熟すのを虎視眈々と狙っている筆者です。
この他にも、サンショウ(ウナギにかけるやつです)やヤマブドウ、
サルナシ(キウイフルーツの原種です)も熟し始めています。
様々な木々に埋もれてしまっているのですが、
神津牧場へ来た時には探してみてください。

さらに筆者が楽しみにしているのがこちら。

このまるでパイナップルみたいな実をつけている植物、
「マムシグサ」と言います。
茎の模様が蛇のマムシににていることからこの名前がつきました。
かなりきつい毒草です。
食べるとしゃべれなくなりますので、絶対に口に入れちゃダメですからね。

これが秋になると、ぶつぶつの実の部分が真っ赤になるのです。
まるで、食べてくれと言わんばかりに。。。
まだ図鑑でしかその姿を見たことが無い筆者は、
そのエキセントリックな姿を見てみたいのです。
早く赤くならないかなぁ。

神津牧場の“楽しさ”は、
ウシをはじめとする家畜たち、
広大な土地でのウシの放牧、
ジャージー牛から生産されるたくさんのおいしい製品たちはもちろん、
この雄大な自然の中にもたくさん隠されています。
神津牧場へ遊びに来た時には、こういった“自然”にもちょっとだけ目を向けてみてください。
きっと楽しい発見ができるはずです。

それではまた。
 

 
庄山

2013年9月7日土曜日

やってみませんか ~バター作り体験~

本日の天気:曇りのち雨(ときどき霧)
     気温:18℃
     湿度:84%
 
気温が上がりません。
段々と秋になってきたかも?と、前回のブログでお話ししましたが、
本格的に秋になってきたように思います。
その証拠に、今日はついに、筆者は寒くて長袖を着ました。
お出かけの際には服装にご注意ください。
 
さて、今日はバター教室の模様についてお知らせをします。
土日祝日、
神津牧場では手作りバター教室を開催しています。
そもそもこの神津牧場、
およそ120年前に、
「日本人が西洋人に比べて体格が劣るのは乳や肉が足りないからだっ!」
という発想のもとに生まれました。
(注:かなりおおざっぱに言っています。実際はもっと難しい言葉が残されています。)
 
バターを作りたい、
そしてこの山岳地帯でも耐えられるウシを飼いたい、
そういった思いからジャージー種という小柄なウシを飼って牧場を経営することとなり、
牧場を開設して2年後(まだ明治時代ですよ!)、
神津牧場のバターが誕生します。
当時の主力商品は、やはりバターだったそうです。
 
さて、そんな壮大なストーリーを持つ神津牧場のバターなのですが、
バター教室でのバター作りはいたって簡単。
スタッフから渡された瓶を、
振ってください。
ただ、ひたすらに、振ってください。
振って振って振りまくってください。
 
 上は、本日参加されたお客様です。
お二人ともカメラを向けた時は素敵な笑顔をむけてくださいましたが、
全力で振っている時の顔は真剣そのものでした。(お疲れ様でした!)

20分ぐらいしたら・・・バターの赤ちゃんが生まれているはずです。
なぜ振るのか、これって何をやっているのかは、バター教室に来てのお楽しみです。
 
その後、ちょこちょこっと作業をしている様子はこちら↓
何の作業なのか、これまた来てのお楽しみです。
手前の男性は余裕ができたのか、ピースサインをしてくださいました。
お疲れ様でした。
そしてお2組の方々、ブログ取材に快く応じていただき、ありがとうございました!
 
バターがどうやってできるか知りたい方、
乳製品や畜産物に興味のある方、
神津牧場で気軽に何かを体験したい方、
ありあまるエネルギーをどう使ったらよいか困っている方、
二の腕のシェイプアップをしたい方、
どうぞ、神津牧場バター教室にご参加ください。
お1人様600円、所要時間は30分です。
(完成したバターはお持ちかえりください)
 
皆様のご参加をお待ちしています!
それではまた。
 
庄山
 
こすずめほいくえんのみなさんへ
 
8月30日につくった ロール の え。
きゅうきょ、うしさんたち の ごはん に することとなりました。
ながいあいだ かざっておけなくて ごめんなさい。
また あそびに きてくださいね。 
 
 

2013年9月5日木曜日

段々と秋に?なったりならなかったり・・・

本日の天気:雨のち曇り&霧
     気温:22℃
     湿度:80%

写真を見て、「いつもと変わり映えしない画像だなぁ」と思ったそこのあなた。
たしかにまだ紅葉もないし、
寒そうな感じもしないですし、見た目上は夏と変わっていないかもしれません。
ただ、朝晩は確実に気温が下がってきています。

スタッフの中にもちらほら、長袖着用者が増えてきました。
確実に秋が迫ってきています。
お出かけの際には下に半そで、上着に長袖シャツといった格好がよいかもしれません。
そして最近、あんなに雨が降らないといっていたのに、
ぱらぱらと雨が降ってくることが多くなっています。
雨具があると、急に降った雨にも便利です。
(あ、もちろん、売店でも傘は売っていますよ♪)

さて、そんな今日、見られた風景をご紹介します。
この写真、上半分はすべて霧です。
下は畜魂碑(家畜たちの慰霊碑です)や牧場開設者の神津邦太郎の銅像、
そして奥には小雀保育園のみんなが素敵な絵を描いてくれたロールがあります。
(ロールについて、詳しくは2013年8月30日をご覧ください。)

本当は奥の方に山の斜面が広がっているのに、
霧でこんなにも不思議な景色となってしまっています。

神津牧場では、よく霧が出現します。
車で来場される方にとっては、霧は視界が悪くなるので「厄介なもの」でしかないかもしれません。

ですが、
もちろん、霧の中であっても13時過ぎのウシの行進はありますし、
ここにいる野生の生き物たちも活動をストップしたりはしていません。
よーく耳を澄ますと、動物たちの鳴き声や活動している音(がさがさ、ばきっ、とか)が聞こえたり、
目をこらしていたらいきなりウシと遭遇したっ!なんてどっきりも体験できたりする可能性があります。

霧の神津牧場に来たら・・・
まず耳を澄ましてみてください。
そして、真っ白な中を歩いていく、わくわくどきどきのお散歩を楽しんでみてください。
都会ではあまり体験できない、緊張感のあるお散歩ができるはずですよ~。

それではまた。

庄山