大体例年だと、牧場から見える物見山の山頂が綿帽子を被って冬の訪れを知り、徐々に冬を迎える心の準備が出来てゆくのですが・・・。
ところが24日、雪虫が飛び、粉雪が舞う冬の風物詩など知った事かとばかりに、20センチ以上降り積もりました。
確かに浅間山は3回白く染まっていましたが、何だか最近の天候は不愛想な感じです。
(思えば去年も11月26日にいきなり10センチも積もったのですが)。
毎年、どか雪が降る前に峠(物見山)から雄牛達を下すのですが、見事に失敗してしまいました。
心なしかいつもは優しい雄牛達の視線が冷たい気がします、気のせいでしょうか・・・・。
さて、雪に覆われてしまった放牧地では草を食べる事が出来ないので、急遽お願いをしてロールを入れて貰いました。
相変わらずの冷たい視線の中、後ろの浅間山と対比して撮ってみました。
(手前の微妙に崩れた山がロールです)。
ああ、中にはいつも通りの優しい視線を投げかけてくれる牛もいましたね。
(少し分かりずらいですが、もこもこしているのは冬毛の為です。それだけ寒いという事ですね・・・)。
27日の軽井沢の雪予報が気になりますが、28日に香坂峠への道を通り、下山する予定です(軽井沢の天気は牧場とほぼ一緒なので参考になります)。
しばしのご辛抱を。
追記 今年の6月にツバメの話しを書かせて頂いたのですが、最終的に4つの巣からヒナが飛び立ちました。
毎日和やかで楽しませてもらいましたが、さてツバメのことわざ?どうりに牧場へ幸運は舞い込んだのでしょうか?
個人的なところではまずまずで、牧場としては来年酉年の飛躍に期待といったところでしょうか。
それでは。
畜産部 日下部
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