2014年4月30日水曜日

GW5日目:中休みのような日です。が、新イベント「神津牧場ネイチャーガイド」リリースしました!

 
 
本日の天気:雨+霧
本日の最低気温:8.5℃
 
久しぶりにまとまった雨が降った神津牧場です。
さらには霧も発生。
気温が上がらないので寒く、なんとかジャンパーを着てしのいでいる筆者です。
 
ただ、気温が上がらない割にミツバツツジに変化あり。
なんと、
花の数、結構爆発的に増えてました!
昨日も今日も気温はそんなにあがっていないのですが・・・。
そういえば、ツツジの開花の条件って何なのでしょう。
サクラは休眠打破が終わった2月以降の毎日の積算温度が400℃を超えると開花、
というのがおおまかな条件だそうなのですが、
ツツジは・・・?
なんだか調べ物の課題が1つ増えたような気がします。
 
さてさて、牧場内は30日~5月2日まで、GWの中休みのような日を迎えています。
この期間は乳搾り体験、ポニー乗馬体験はやっておりませんので、
あらかじめご了承ください。
筆者担当のガイドツアーもお休み中(もちろん、3日から復活します)ですが、
本日は次の新イベントに向け、
てんやわんやな日になってしまいました。
 
まず1つ目が「神津牧場ネイチャーガイド~5月編~」。
神津牧場は自然がいっぱい。
 
でも、
どうやってその自然とふれあったらいいのか、
そもそもへんてこりんな植物はなんなのか、
いま目の前にある動物の骨っぽいものは何なのか、
神津牧場は山奥なのに道路になぜかカニがいたっ!?
巨大な蛾みたいなのがいたけれどあれの正体を知りたいんだけど・・・
 
「誰に聞いたらわかるんですか?」
 
そんな声もたまーに聞こえてくる今日この頃。
それだったらいっそのこと、毎月、その時にしか見られないような自然をみんなで見に行ってしまおう!
ということで企画させていただきました。
 
その日、何が見られるのかは皆様とガイド担当者(筆者です)の運次第。
植物、哺乳類、水生生物、鳥類、菌類(キノコとか)、と、
何が出てくるのかはその日のお楽しみです。
一応、5月は「陸の生物」ということにしていますが、
道路にカニが出てくれば、その子を追いかけるしかありません(笑)
当日受付、散策時間は1時間程度、参加費は大人500円、小学生以下無料のゆるーいツアーです。
みなさまぜひ、ご参加くださいね。
 
明日はもう2つほど、リリースしたイベントをおしらせしたいと思います。
お楽しみに。。。
 
それではまた。
 
庄山
 
 


2014年4月29日火曜日

GW4日目:シカ角クラフト、初実施でした

本日の天気:くもり(のち雨??)
本日の最低気温:8.5℃

皆様こんにちは。
本日の朝はあまり感じなかったのですが・・・。
さむいっ!
とにかく日中気温が上がらず、
吐く息が白かったときもありました。

皆様、山の天気は本当に変わりやすく、且つ下よりも寒いです。
ご来場の際には、「いやー、こんなの今の季節着ないだろ」というようなパーカー、ジャンパーを一応お持ちください。
筆者も今日、キャミソール+ヒートテックTシャツ+フリースのタートルネック+春ものパーカーを着ていて「寒い」と感じています。
もちろんストーブ燃焼中。
山の天気をなめてはいけませんでした。。。今はジャンパーも着ています。。。

さて、昨日開花宣言をしたミツバツツジ。
咲いてます。
花の数が増えました。
朝に撮影し、このまま花の数が増えていくのかと思いきや、この寒さ。
花の数、増えていません。

そして本日、初開催のイベント「神津牧場のおじゃまむし ニホンジカの角でオリジナルストラップを作ろう!」を開催しました。
参加した皆様、真剣です。

このイベントでは、神津牧場で職員が拾得したシカ角をスライスし、
オリジナルのストラップを作ります。
純・牧場産のシカ角ピースは1つ1つ形が違います。
そのピースにひもを通し、ひもを編んでいきます。

世界中、どこを探しても同じストラップはありません。
次は5月3日~6日に開催します。
神津牧場に来た記念に、
GWの思い出作りに、
みなさまぜひご参加ください。

シカたちもそうなのですが、
「あっちにアカハラ(鳥です)っぽいのがいたー。」
「キジ(鳥です)歩いてるのみたよ。」
と、生き物たちも続々とうごめき始めている模様。
今日のガイドツアーでは、スカシダワラ・ヤマカマスを見つけたり、と、
生き物ネタは事欠きません。
ぜひぜひみなさまお誘い合わせのうえ、
神津牧場におでかけくださいね。

それではまた。

庄山 

2014年4月28日月曜日

GW3日目:ツツジ、ソメイヨシノ、開花しました!

本日の天気:くもり(のち雨??)
本日の最低気温:8.1℃

日に日にあたたかくなるのを感じる今日この頃です。
本日は連休のなかび。平日です。
場内も昨日より落ち着いた雰囲気な、今日の朝でした。

さて、タイトルにもあるように、本日、ツツジ・サクラ(ソメイヨシノ)開花しました!!
 

昨日はつぼみだったのに、きちんと花を咲かせています。
ただ、
全体を見るとこんな感じ。
S部長は「開花って言えるのかね。。。」とのコメント。
花が1つでも咲いていたら開花だと喜ぶ、
ちょっと見切り発車的なところがある筆者とは対照的なコメントでした(笑)

そしてサクラ(ソメイヨシノ)も開花。

曇っていてなんだかくすんだ写真になってしまいました・・・orz
※実際はもっときれいです。
 
全体を見てもまだ1分咲きというところでしょうか。
ですから、GW中にツツジもソメイヨシノもいい感じに咲いてくるのではないかと予想しています。


昨日は芽吹いていなかった木の枝からうっすら緑の葉が顔を出していたり、
あらたに花が咲いていたりと、
めまぐるしく景色がかわっていく神津牧場です。
目が離せません。
GW頻繁更新、まだまだ続けたいと思います。

それではまた。

庄山

2014年4月27日日曜日

GW2日目。ミツバツツジのつぼみが緩んできました

 

本日の天気:晴れ

とてもすがすがしいお天気の日でした。
ミートの広場も盛況で、
お昼時はたくさんのお客様でにぎわっていました。
ジャージー牛の牛串、煮込み、牛肉のソーセージ「リンドブルスト」などを販売中です。
こばらがすいたらミートの広場へどうぞ。

事務所前のミツバツツジもだいぶつぼみが緩んできました。
今日の職員朝礼でも話題にのぼったツツジ。
開花まで、あと少し、時間がかかりそうです。

そういえば、今日、意外な生き物に出会いました。
ガイドツアー中、いつも、「なにかおもしろいものがいたら教えてくださいね。」とお願いしている筆者ですが、
今日、なんと、
アオダイショウに出会ったのです。

たまたま、ヤドリギのお話をしながら木の上を全員で見ていると、
「おねえさん、木の上でヘビが昼寝してる・・・。」
と(笑)
まさかと思って見てみると、
まだ芽吹いていない木の細い枝の上に、
とぐろをまいたアオダイショウがお昼寝していました。
ガイドツアー、始まって以来の珍客です。

アオダイショウは特に毒があったり、凶暴だったりするわけではないのですが、
けっこう大きいのです。
大きい個体だと1mをゆうに超える大きさがあります。
それが木の上でとぐろをまいているんだから・・・そりゃあびっくりしますよね。
さらに、ヒトは本能的にヘビを怖がる性質を持っていますので(きちんとこれを立証した実験もあります)、皆様おっかなびっくり観察していました。
わたしは、なぜかヘビ大好きなので、逢えて大興奮、という感じでした。
サルから進化してない別の生き物、なんでしょうか。。。私。。。

ツアーを終えて、隙間時間に写真を撮りに行ってみたら、もうすでに逃げた後でした。
そのため写真がありません。ガイドツアーに参加した皆様、ラッキーでした。ブログ読者の皆様、ごめんなさい。
ただ・・・そんなのが出てきてアクティブに動けるくらい、春になったのですね。
あ、でも、アオダイショウならいいのですが、
ヤマカガシ等の毒を持ったヘビもたまにいますので、ヘビを見つけたら不用意に触らないでくださいね。

さあ、明日はどんな珍客に出会うのでしょうか。
そんなことを思いながら、
今日はこの辺で失礼したいと思います。

それではまた。

庄山

2014年4月26日土曜日

GW初日を迎えました

本日の天気:晴れ
本日の最低気温:6℃

皆様こんにちは。そしておひさしぶりです。
筆者、しばらく自宅@さいたまに帰っていたため、
久しぶりの更新となりました。

さて、私が牧場を離れている間、
牧場では様々な生き物が目を覚まし、
鉄板焼きコーナーOPEN、
土日祝でウシの乳搾り体験、ポニー乗馬、ヤギ散歩スタートなど、
様々なところがオンシーズン体制となっておりました。
やっと、長い長い冬から抜け出せました!(と言っても、筆者はまだストーブと電気毛布が手放せないのですけれど。)

そして本日朝、
富岡製糸場とその遺産群が世界遺産有力候補になったとのニュース!!
遺産群の1つ、「荒船風穴」がすぐ近くにある神津牧場としても、
とても嬉しいニュースでした。

それでは、GW初日、本日の神津牧場の様子を写真付きでご紹介したいと思います。

まずは場内の親水広場。

レジャーシートを広げてお弁当を食べてもよし、
川遊びをしてもよしのこの広場、
モノクロだったのにだいぶ緑が戻ってきました。
しかも、
黄色のスイセンが牧場のあちこちに咲いています。

そしてこちらはちょっと驚くかもしれません。
これ、なんの蕾だかわかりますか?
実は桜(ソメイヨシノ)なんです。
神津牧場は標高が1100mもあるせいで気温が低く、
まだ桜が咲いていません。
ということは・・・春の嵐でお花見ができなかったよ、という皆様。
チャンスです。
お花見、まだできます。
ちなみに、神津牧場の桜はソメイヨシノが少数派。
ほとんどが八重桜です。ちょうど5月18日(日)の花祭りのときが見ごろかもしれません。
お花見情報はまた改めて出しますね。

さらに、乳搾り体験も大人気。
今日も子供たちが「牛乳でたーっ!」と目をきらきらさせながら体験活動をしていました。
でも、この写真をみて「あれ?」と思った方、いらっしゃいませんか。
ウシの足近くに、金属の棒みたいなものが引っかかっています。
これは「キーパー」という道具で、
ウシが足をあげないように、つまりは作業している人が蹴られないようにする道具です。
乳搾り体験に出てくるウシは、足を上げないえりすぐりの良い子ばかりなのですが、
万一の事故も起きないように、こんな道具も登場しています。

今日の乳しぼり担当ウシは508。
私が搾乳に入っていた時も、おとなしいウシでした。
ですから、ぜひ怖がらないでそっと触ってみてください。
その体温におそらくびっくりします。

さてさて、こんなふうに牧場の中を歩いて写真を撮っていると、
道端に前回エントリーで書いたツクシを発見。
胞子を飛ばすところが完全に開いていました。
(※こうなったらもう食べられません。)
このツクシも立派に役目を終えて、そのうちこの周囲にスギナがわんさか出てくるはずです。

GW中ということもあり、
賑やかになってきた神津牧場です。
午前中はウシ100頭が放牧されているところに行くガイドツアーもやっています。
みなさまぜひ、遊びに来てくださいね。

そしてまだまだ紹介しきれていない見所満載な今、
GW開けるくらいまでのしばらくの間、頻繁に更新をしていきたいと思います。

それではまた。

庄山

2014年4月11日金曜日

春物、且つ食べられる物を再び発見しました

 

本日の天気:快晴
本日の最低気温:-3℃

寒い、朝でした。
本日は日中通しても気温が上がらず、昨日(最低気温3度)と比べると雲泥の差。。。
まだまだ気候の変化が激しい神津牧場です。
おでかけの際には必ず、羽織るもの(パーカー、ジャンパー、薄いダウンジャケット等)をお持ちくださいね。

さて、厳しい冬を乗り越えつつある神津牧場です。
一面の銀世界(今年は呑気なことを言っていられない状況もありましたが)、且つモノクロの世界だった神津牧場も、
段々と春めいてきています。

場内の親水広場がこちら。
こんな風に、青々とした草を見ると、冬が厳しかった分とても嬉しくなります。
先日紹介したふきのとうも、
こんな風にひらいたものが多くなってきました。
ただ、まだ続々と出てきているようなので、蕾もたくさん見られます。

嬉しいな、嬉しいな、とばかり思って歩いていると、
今度はこんなものに出会いました。
何を撮影したか、分かるでしょうか。
中央を見てみると、、、
ツクシです。
春ですねー(^-^)

この“ツクシ”というのは正確な植物の名前ではありません。
スギナというシダ植物、種ではなく胞子を飛ばして殖えるのですが、
その胞子を飛ばすためのスギナの胞子体を“ツクシ”と呼ぶのです。
春になるとまずこの胞子体であるツクシがにょきにょきと出てきて、
充分胞子を飛ばし終わったらこのツクシの役目は終わり。
次はスギナ本体がにょきにょきと伸びてきます。

このツクシ、“はかま”と呼ばれる茎のようなものについた王冠みたいなものをとって茹でると、
食べられます。
ツクシ、レシピ、と検索するとかなりのヒット数。
みなさん、やはり食べているのですね。

ふきのとう、ツクシ、のほかにもたくさんの植物たちが芽を出し始めています。
が、
やはり食べられるものに目が行ってしまう筆者。。。
食への執念、恐るべし、です。

皆様もご来場の際にはちょっとだけ、
春の恵みに目を向けてみてください。
ふきのとう、ツクシだけではなく、牧場内に緑が増えていく様子はほんとうにほっとしますし癒されます。

あ、でも。。。
間違って、放牧地とか、職員の居住区域とかには、入らないようにしてくださいね。
不審者と間違われてしまうと大変なので。。。

それではまた。

庄山

2014年4月9日水曜日

GW特別イベント、5月の夜の牧場探検、リリースしました!!

皆様こんにちは。

やっと、本日、
2014年ゴールデンウィークの特別企画をリリースできました。

その名も、
「神津牧場の“おじゃまむし”
 ニホンジカの角でオリジナルストラップを作ろう!」
http://www.kouzubokujyo.or.jp/topics/detail.html?id=73
このストラップを作ります。
「不器用・・・ですよね?」
「庄山さん、ヒモ、取れてたよ・・・」
と、不器用伝説をところどころに残している筆者ですら作れる簡単ストラップ。
ちょこっと牧場とニホンジカのお話もしつつ、みんなで楽しく作りたいと思います。

各日限定25セットです。
シカ角に限りがあるので、少なめに設定させていただいているのですが、
皆様ぜひぜひ来てください。

そして出ました。
5月の夜の牧場探検。
http://www.kouzubokujyo.or.jp/topics/detail.html?id=74
今回のポスターはこちら。

昨年、実施した際はところどころで大きな反響をいただいたこのツアー。
今年はグレードアップしてかえってきます。
毎月開催しますので、何回も参加すると野生のニホンジカの生態も見られます。
5月・・・運が良ければ仔鹿がいるかもしれません。ちっちゃいですよー。

さらにっ!

今回から夜の牧場探検、先ほども言った通り、グレードアップしました。
晩御飯はジャージー牛の鉄板焼き(牧場のジャージーバターで焼くジャージー牛の肉は絶品です!)、
限定4組様は神津牧場「おんぼろロッジ」に宿泊可能っ!
宿泊の方は牛乳風呂までついちゃいますっ!

詳しくはHPのお知らせページをご覧くださいね♪

たくさんの皆様をお迎えできるよう、筆者も一生懸命頑張ります。
GW、5月24日の夜の牧場探検、
ぜひぜひ遊びに来てくださいね♪

それではまた。

庄山

2014年4月7日月曜日

牧場全体が春になってきました!!が・・・。

 

本日の天気:晴れ(快晴です!)
本日の最低気温:-3.1℃

春になってきた!と思ったら昨日は雪。
今日も-3℃まで下がった、と、まだまだ油断禁物な神津牧場です。
ただ、現在も気温は上昇中で、
日中は春の陽気になりそうな予感がします。

ウシたちも、
斜面の南側に身体を横たえて日向ぼっこ中。
先日紹介した池のほうから撮影すると、
なんだかとてものどかな風景が撮影出来ちゃいました。
池も植物プランクトンたちが繁殖しだし、緑色になっています。
 
さて、そんな道中に変なものを見つけました。
この黄緑の物体です。
これは一体なにか。
手に取ってみると、
このくらいのサイズ感です。
 
これ、実はウスタビガというヤママユガ科のガのまゆなんです。
右側にある「ちょろりん」とした糸で木の枝や草に絡みつき、
ぶらさがって羽化まで過ごします。
 
ウスタビガは10月~11月に成虫になって卵を産み、卵の状態で冬を越します。
このまゆに卵はついていなかったので、
羽化した成虫はきっとどこか別の場所に卵をうみつけたんでしょう。
卵から生まれた幼虫は青々としたコナラなどの葉っぱを食べ、
まだ葉が青いうちにまゆを作ります。
冬はやたらと目立つ黄緑色ですが、夏はきちんと青い葉に隠れているのです。
やっぱり自然は素晴らしい。
 
ちなみに・・・こんなおもしろい形をしていれば、
別名がなんかあるはず。
そう思って探すと出てきました。
 
その名も「ヤマカマス」
 
カマスといっても魚のカマスではなく、
昔、ムシロを2つおりにして作った袋のことを「カマス」と言ったそう。
ということは、山の袋、とかそういう意味だったのですね。勉強になりました。
 
前に紹介したクスサンのまゆ、スカシダワラ、
今日紹介したウスタビガのまゆ、ヤマカマス。
まだまだ勉強することは山ほどありそうです。
 
それではまた。
 
庄山
 

2014年4月4日金曜日

冬の牧場探検~バターの色の違いをさぐる~実施報告

みなさまこんにちは。
本日は3月に実施したイベント、
「冬の牧場探検~バターの色の違いをさぐる~」について、お知らせしたいと思います。

このイベント、総勢24名の方々に参加していただきました。
まずは参加した皆様、ご参加本当にありがとうございました。
今回の報告には3月16日に参加した皆様のお写真を使わせていただきたいと思います。

まず、神津牧場のバター、冬は真っ白、夏は真っ黄色。これってどうしてだろう?というところからお話を始めていきました。
その謎を解くために、一番最初は放牧地へ。
向かう先にはウシの群れ。
だけど皆様、下の夏の放牧風景と比べてみてください。
ウシたちがいる場所の色、全然違いますよね。
ということで、バターの色の違いはこの「草の色の違い」からきています。
青草に含まれているβ-カロテンがバターの色、正確に言えば脂肪の色を黄色にしています。
そのため、青草を食べていない冬の間はバターの色が白くなってしまうのです。

参加者の方々には予めこの夏の写真を見ていただいていたので、
草の色が違う、と、気づいた方もちらほら。皆様さすがです。

そして、神津牧場の冬のウシの管理方法を解説。
さらには、
こんな間近でウシの行列冬バージョンを観察しました。
走るように牛舎に帰ってくるウシたち。
かなりの迫力でした。

その次にはメインイベント、バター作り。
皆さん、真剣です。
とても真剣です。
bバター作りの最後には完成したホワイトバターと夏に出来て冷凍しておいたゴールデンバターを両方試食。
自分で作った方がおいしいという方、
やはりゴールデンの方が良いという方、それぞれでした。
(筆者は個人的にホワイトの方が好きです♪)

イベントの最後は、神津牧場のバター生産現場をみんなで見学。
(この写真にはバターを作る機械は写っていません。知りたい方はぜひ声をかけてください♪)

参加した皆様、本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。
ぜひまたいらしてくださいね。

さて、4月1日から2014年度がスタートしました。
皆様も新しい学校、新しい職場などでバタバタとお過ごしのことかと思います。
筆者もいろいろありまして、
3月いっぱいで神津牧場を退職、
4月からは神津牧場に月2週間程度勤務のアルバイトの身となりました。
(※本当です。エイプリルフールではありませんヨ。)

今まで、土日祝のガイドツアーは筆者のみが実施してきましたが、
2014年度は必ずしも筆者がガイド者ではなくなること、ご了承ください。
ただ、お問い合わせいただければ、その日のガイド者が誰になるのかお答え出来ますので、
気になる方はお問い合わせくださいね。

それでは皆様、2014年度も神津牧場をよろしくお願いいたします。
今年度は皆様といっしょに、大人も子供も楽しみながら、ちょっとだけ学ぶこともできる、
そんな神津牧場をつくっていきたいと思います。

それではまた。

庄山