2011年5月30日月曜日

 一昨日から関東地方は梅雨入りしたそうで、さらに台風の影響もあって雨が降り続いています、雨が降っていても売店の営業は行っています。牛の放牧、ウサギ、ヤギ、ポニーなどの小動物の展示も通常どおり行っています。是非「」を持ってお出かけください!
昨日からの雨で園地の沢が大分増水しました。

サワガニ
カニもびっくりして寮に避難してきました。


雨に濡れた新緑がキレイ
雨の中でも動物たちは、元気に跳ね回ってました!

ツツジ
前回アップしたツツジとは別の種類だと思いますが今が見頃です。

梅雨入りして、雨の日が多くなりますが、雨に濡れた木々は普段より美しく見えるし、雨の日ならではの生き物(カエル、カニ等)も見られるかも知れません。売店で傘を借りることもできます(数に限りがあります)ので雨に負けずに遊びに来てください!   石橋

2011年5月25日水曜日

雪が…。
今朝浅間山を見たらなんと雪が積もっていました!もう五月も終わりだというのに・・・。
そういえば、一昨日の雨の日は牧場も寒かった気がする。
今日は晴れて一日いい天気でした。

キジ
この間アップしなかったので・・
春は繁殖期なのかオスが羽を「バサバサ」しながら鳴いている姿を良く見かけます。夏の牧草収穫時期になると、メスに付いていくひよこ達の群れが見れます。

猛禽類
猛禽の仲間も結構多く飛来してきます。写真は多分トンビ。
自分には他の猛禽との違いがよくわからないためみんなトンビだと思っていましたが、詳しい人によると鷹や鷲もいるらしいです。牧草を刈っていると、出てくるネズミやヘビ等の小動物を狙って集まってきます。夜になるとフクロウの仲間も見かけます。

これから6月になると、牧草の収穫(一番草)シーズンになります。収穫作業をしているといろんな生き物が出てくるので楽しみです。写真撮れたらいろいろアップしたいと思います。  石橋     

2011年5月21日土曜日

牧場のみどころ(野鳥編)

 今朝、自分の車のサイドミラーを一生懸命ツンツン突っついている鳥がいました、映った自分の姿とケンカしていたのでしょうか?と言うことで今回は野鳥編です。まずは・・

 なんて鳥でしょうか?
 この間ホイールローダーの窓ガラスに体当たりして、しばらく飛び立てなかったのでその間に撮影しました。牧場のホイールローダーは、意外と鳥に好かれるらしくて、去年は、タイヤの間に巣を作って卵を産んでいた鳥がいました。

ゴジュウカラ
 木を歩いて上り下りする鳥がいたので、写真に撮って物知りな先輩に見てもらったら「これはゴジュウカラだよ。」と教えてくれました。木を登る鳥は結構いるけど、下れる鳥は少ないんだとか・・シジュウカラなら聞いたことあったけどゴジュウカラなんて鳥がいるとは知りませんでした。

ちなみにこれはシジュウカラ
コゲラ
キツツキの仲間、この他にアカゲラもよく見かけます。

カモ
池にいます、カモは、スーッと澄ました顔で水上を結構なスピードで移動しますが、実は水面下で一生懸命足を動かしているらしいです。あとカモが水に浮くのは羽に油が付いていて水と反発するかららしいです。(動物好きの実習生が教えてくれました。)

 他にもたくさんの野鳥がいます。写真が撮れたらアップしたいと思います。小さくて見づらい写真ですいません、やっぱ鳥を撮るには望遠レンズじゃないとですかね~。牧場周辺のハイキングコースでも観察できますが、場内でも鳴き声を頼りに探してみると結構珍しい鳥が見つかります。お勧めスポットは池の周辺と展望台ですかね~。たまにはのんびり野鳥観察でもいかがでしょうか?   石橋






2011年5月18日水曜日

体験

 昨日、隣町の佐久市から小学生が乳搾りとバター作りの体験に来てくれました。
丁度体験の時間に雨が降り出してしまい、ちょっと肌寒いくらいの天気になってしまいましたが生徒たちはみんな元気に牛の乳搾りを楽しんでいました。
 最初は牛の大きさに怖がっていた子もいましたが、慣れてくるとみんな楽しそうに乳を搾っていました。みんなハマってしまったみたいで最終的に一頭全部(15ℓ位)搾りました、結構楽しくていい大人もハマる人が多いです。
 初めて牛に触るとほとんどの人が「あったかい」と驚きます。
牛の平熱は、約38.5℃位です。(個体差もありますが)分娩前などは39.0℃位まで高くなります。人間だったらちょっとくらくらするくらいの高熱ですよね。だから牛に触っていると本当にあったかくて気持ちいいです。手搾り体験は基本的に土、日、祝祭日に開催しています。(お一人様300円)
事前に予約をしていただければ平日にも開催いたします。是非体験してみてください。

話は変わってまた山羊の話ですが・・
 15日に開催した花祭りで「山羊の散歩」を実施したところとても好評でした。なので、これからも土、日、祝日は、できる限り散歩用の山羊を用意していこうと思います。また平日に山羊を散歩したい方は、お気軽に近くのスタッフに声をかけてください。人に良くなついている山羊ですのでペットのようについてきます。

散歩ヤギ(1)ユキオ


 めめちゃんも今日から、屋外デビューです!

今週は、八重桜が見頃です。新緑もきれいですので皆さん遊びに来てください!   石橋


 
 

 

2011年5月15日日曜日

名前

 花祭りで募集した子ヤギの名前が決定しました。
その名も「めめちゃん」です!
皆さんに書いて頂いた名前の中で1番多かった名前を選ばせてもらいました。
たくさんのご応募本当にありがとうございました!
ちなみにスタッフに人気があった名前は「ちゅうぱいぱい」でした。(タオパイパイみたいでかっこいいと言う理由)
めめちゃん
もう少ししっかりしてきたら首に名前入りのネックタックをつけて外にも出したいと思います。是非「めめちゃん」に会いに来てください!

 今日の「花祭り」は、天気も良くとても賑わい、楽しいお祭りになりました。
私は、接客業務をしていたのですが、お客様からの「楽しい」や「美味しい」などの声がたくさん聞こえて我々スタッフも一日楽しく仕事をすることができました。皆様、是非また遊びに来てください! 石橋
                                                           

今日の花祭りは最高でした!

今日は絶好の行楽日和に加えて、ここ神津牧場は高原の爽やかな風が吹きました。
もう百年近く前から神津牧場では近在の皆さんともどもお釈迦様の誕生日である5月8日に花まつりを行って、楽しんでいたそうです。最近は、町の観光協会などとも共同して、実際に花の咲く日にということで5月の第3日曜日に実施しています。
今年は、下仁田町の町議会の皆様や柳田佐久市長さんにも参列いただき、まずは、地元の野牧寺の和尚さんとともにお釈迦様の像にお参りをし、その後畜魂祭も行いました。群馬、長野両県にまたがる地元に根ざした神津牧場を象徴するイベントになっています。
場内の八重桜も今朝になって咲き始め、本当の花祭りが始まりました。朝早くから来場される方がひきもきらず、場内は終日賑わいました。
子供たちも思いっきり楽しそうに飛び跳ねたり、子牛に触ったりして花まつりを満喫しているようでした。
商工会の皆さんも野点や出店を出して協力していただきました。ほぼ半日で完売してしまうほど好評でした。ご協力ありがとうございました。

このようなイベントも、牧場の本来業務(搾乳などの飼養管理)はちゃんと行いながら、全場員が協力して行っています。場長の立場からすれば、すばらしいチームワークに感謝です。
(場長)




2011年5月14日土曜日

子ヤギ

11日に子ヤギが産まれました。

母ヤギと

子ヤギ
 産まれてから1時間程度で立ち上がり、自力で母親の乳を探し当てて飲んでいました。子牛もそうですが動物の本能ってすごいと思う、誰かに教えてもらったわけでもないのに乳の場所が初めからわかっているようで、迷いもなく立ち上がったらとにかく乳に吸い付く。遺伝子の仕業なのでしょうか?
元気な女の子です、毛がもこもこしていてとてもかわいいのでみなさん是非見に来てください。
居場所がわからなかったらスタッフに気軽に聞いてください。

明日は「花祭り」です!桜は八重桜はちょっと早そう(今日で3分咲きくらい)ですけど、山桜は見頃です、楽しいイベントがたくさんありますので是非足を運んでみてください!              石橋

2011年5月11日水曜日

牧場のみどころ(花編)

花祭りも近いので今日は5月の牧場に咲く花を紹介します。
ミズバショウ
駐車場横を流れる小川に咲いています。そろそろ葉が大きくなり花も終わりそうです。5月上旬が見頃です。

スミレ
牧場内の至る所に群生しています、写真は白っぽい色ですが紫、ピンク等いろんな色の花を見かけます。種類も様々なものがあるそうです。牧場を散策するとき足元にも注意をはらえば簡単に見つけられますよ。


写真はソメイヨシノ、今はソメイヨシノと山桜が咲いていますが、花祭りのころには八重桜が見頃になると思います。
ツツジ
ただ今満開です。

このほかにもたくさんの花が牧場には咲きます。お花が好きな方、是非牧場に見に来てください!
※山野草は重要な観光資源ですので採掘はしないでください。                    石橋





2011年5月10日火曜日

牧場の仲間たち

初めまして、飼料生産の石橋です。
今回は初回なので神津牧場にいるゆかいな仲間たちを少し紹介します!
最初は・・・

(ジャージー種)
神津牧場の主役、牛です。ジャージー種は一般的な白黒の牛(ホルスタイン)に比べて二回り位小さく、成牛でも450㎏位の大きさです。乳量は少ないが乳質に優れ、脂肪分の濃い加工品向けに適した乳質の牛です。性格は温厚で非常におとなしいです。
神津牧場ではこの牛の肉と乳を加工して販売することで得た収益を中心に経営が成り立っています。
手搾り、哺乳体験(要予約)もこの牛で行っています。
子牛


豚も放牧されています。寝ていることが多いですが、起きている時は走っている車や人を柵沿いに追いかけ走ってついてきます、おっとりしているイメージがありますが意外と俊敏に動きます。乳製品を加工して出る副産物の脱脂乳を飲んで大きくなります。

ポニー
手前がロビンさん、奥がモモコさん、平日は放牧広場にいて、予約があったり、土日になると乗馬体験で活躍します。

山羊 牧場内の至る所に出没します、牛が食べない雑草でも良く食べるので草刈係として雑草の多い場所に派遣されてます。人に良く馴れていて近づくと寄ってきます。意外と人気者でお客さんから草をもらったりして生活しています。

ウサギ ふれあいコーナーにいます、結構動きが速く小さなお子様だけではつかまえるのが大変だったりします、設置してある木製の囲いをうまく利用してつかまえてください。

番外編

イノシシ
野生動物もたくさん遊びにやってきます、他にシカ、キツネ、アナグマ、タヌキ、リス、野鳥等々、写真が撮れたら後々アップしていきたいと思います。

今週末は、春の一大イベント「花祭り」が開催されます。八重桜の蕾も大分綻んできたので、週末には丁度良い感じに開花するのでは?と思っております。皆様お誘い合わせて是非ご来場ください。                                                     (石橋)  

2011年5月7日土曜日

今日は霧の中

神津牧場は、上信国境の標高1000mの高原にあります。そのせいか昔から夏場になると濃霧に見舞われます。昨日、今日とせっかくの行楽シーズンというのに山の上はご覧のような濃霧です。昼間でも知らない人はちょっと躊躇するくらいの濃霧です。慣れていても夜は怖くて運転できません。温度も10℃を切っています。吐く息が白くなっています。
このため、夏場でも30℃を越えることは滅多にありません。下界で40℃だ!と騒いでいるときでもせいぜい30℃を下回る天国と化します。もちろん人間のための冷房や扇風機もありません。今夏の節電にも協力のしようがありませんが、皆さんがお越し頂ければ天然の冷房装置がお迎えし、節電に貢献できるという寸法になります。
神津牧場がこの地に作られて120余年になりますが、この長きに亘って存続できた要因の一つにこの気候があると言えます。乳牛にとっての最大の弱点は暑さです。25℃を越えると影響が出ると言われています。冬の寒さは毛皮をまとっているので耐えられますが、夏の暑さは大敵です。従って、天然の冷房装置のこの牧場は牛にとっては天国というわけです。もう一つ、牛の食べる牧草も寒さには強いけれど暑さには弱い寒地型牧草が主体です。この草もこの気候では夏枯れという現象を引き起こすことはありません。このように、牛にとっても草にとってもこの地は天国なのです。ここに牧場を拓いたときにこのことが分かっていたかとうかは定かではありませんが・・・。
(場長)







2011年5月3日火曜日

放牧の季節がきたのに

連休も中盤に入ってきました。
観光客の出足はもう一つという状況ですが、自粛ムードのせいなのか、連休が長すぎることの影響なのかわかりません。天気はまずまずですが、例年よりは花の開花が遅れ気味です。いつもいの一番に咲くトウゴクミツバツツジがようやく綻びかけたところです。

牧場は例年なら放牧の季節です。草も芽吹きおいしいご馳走を求めて草地を駆け回ります。ところが、今年は牛たちは草地に出ていません。あの原発事故の影響です。農水省が4月の末に牧草も放射線物質をかぶっているかも知れないので、放牧を中止するように言いました(言った農水省が責任を持つ指示ではありません。こちらに責任のある自粛要請です)。群馬の西の端にある神津牧場は周辺の今まで発表されたデータからみると、問題ないと判断していたのですが、網がかけられたのが群馬県だからおまえも一緒だというわけです。原発被害というより、対応が後手後手になって、しかも現場のことなどおかまいなしの行政被害のなにものでもりません。農水省も、農政局も、県庁も現場の農家目線はありません。その結果、牧場は普段買わない輸入乾草を急遽、まさに急遽です、手配しなくてはならなくなりました(行政がやってくれるわけではありません。)。一月に150万円もかかります。でも、これも自粛ですから賠償してもらえるかどうか、保証はどこもしてくれません。
いつまで続くぬかるみぞといったところです。
でも、牛は元気です。
(場長)



2011年5月2日月曜日

みなさん こんにちは

大型連休がはじまりました。牧場も山の木々はまだ冬景色ですが、ようやくこぶしが咲き始めました。今からつつじや桜が咲き誇ります。


神津牧場のホームページをリニューアルしました。現存している民間牧場では最も古い歴史を持つ牧場ですが、活動の全体はこのホームページに集約しました。ご覧頂ければ嬉しいです。
牧場では20人近い職員が働いています。そこで、この機会に牧場で働く立場から日常活動を発信していこうということで、このブログを立ち上げました。酪農も肥育も、加工も販売も、観光も教育活動も、いろんなことをやっている立場からライブの活動がお届けできればと思っています。
最初の挨拶のつもりでかたくなりましたが・・・。
(場長)