気がつけば2011年6月以来のブログ投稿になってしまいました。
現在、放牧に出す前の大仕事であるバラ線修理に追われる毎日です。
中央に大きな塊がバラ線で25Kg(約200m)あります。この塊のまま持って歩く事もありますが、通常は中央右の様に小さく小分け(10m位)してから持ち歩きます。
人によって使う道具は違ったりしますが、自分は下の道具を持ち歩いて作業をしています。
何故バラ線修理をする必要があるのかというと、
鹿の毛 |
切れた場所から牛を脱走させない為にも、毎年欠かさずやらなければならない作業となります。
自分が主に担当している場所は軽井沢に通じる道に面しているので、昔よく先輩に「牛が軽井沢を行進するぞ」と脅されました。
毎年正直大変な作業ですが、放牧に出した牛達が一心不乱に草を食んでいる様子や音を聴いていると、疲れも吹き飛びます。
さて話は変わりますが・・・、
今の時期は牛の行進を観る事が出来ないと思っている方がいるかもしれませんが、
毎日牛舎(搾乳室)から50m位の運動場へ出掛けて帰ってきます。
運動場へ出発(7:30から8:00位) |
牛舎へ帰舎(13:00から13:15位) |
運動場を見下ろす事が出来るので、牛をよく観察する事が出来ると思います。
(直に放牧が始まる予定ですので、この運動場には4月中旬位までしか出さない予定です。)
運動場でくつろぐ牛達 |
運動場で跳ね廻る牛 |
この下の写真は一昨年の5月の花祭りに写真家の平林美紀さんが撮って下さった写真です。
( 写真家 平林美紀さん 2013年5月撮影) |
私も拝見をして、楽しませて頂いております。
皆さんもこの様な写真を撮りにいらしてみてはいかかでしょうか?
牧場へいらした時には、気軽に職員へ声を掛けてみて下さい。
それでは。
畜産部 日下部