2016年2月25日木曜日

春よ来い


ミツバツツジが咲きそうです!!

前回のブログで事務所前のミツバツツジの蕾が、暖かかった12月に例年になく膨らんでいるとのことでしたが、咲きそうです。もっとも事務所の中での話ですが、12月に枝を数本折ってコップに入れてストーブの近くに置いておきました。

 
牧場の北斜面はまだ雪に覆われていますが、南斜面の陽だまりではフキノトウがやっと顔をのぞかせ始めました。
 

ため池はまだ全面結氷しています。
 
 

 
 ちなみに私の通勤道路は妙義荒船林道ですが、2月上旬はこんな感じでした。


妙義荒船林道はともかく、国道254号線から牧場への道路は雪はもうありません。ただし、その日の気温により日陰部分が凍る場合もありますので、スタッドレスタイヤはまだ欠かせません。
神津牧場に本格的な春が訪れるのはもうしばらくかかりそうです。(英)
 
 

2016年2月14日日曜日

牧場の冬景色 その2


先週にも冬景色の紹介がありましたが、ちょっと違う面もお見せしたいと思います。実は、今年は昨年の11月から平均気温で2℃前後高い状況が1月中旬まで続きました。これは異常な暖かさです。そのため牧場内に異常な現象が見られました。

 

雪のない草地では早くもタンポポが花を着けていました。通常では3月以降です。

 

また、事務所前のミツバツツジの芽が膨らんできました。この花は春一番に咲くのですが、それもここでは4月末か5月の初めです。もし咲けば3か月も早くなります。




しかし、その後急に厳冬になり、-10℃の日が続いています。ミツバツツジの芽も首をすくめてしまいました。その結果今度はツララの花が咲きました。
 

 

朝、出勤のために玄間を出ると真っ先に目に飛び込んでくるのが朝日に照らされた樹氷の景色です。いっぺんにシャキとした気分になります。



 
いずれにしても、自然の動きのままに生きている感じです。牛はどうかな?     (清水)

2016年2月11日木曜日

物見山で放牧に出ていた雄牛の今


   山の上に放牧に出されていた雄牛(10ヶ月~24ヶ月齢)達は、12月に香坂峠を行列をつくって下り、今は山の上にはいません。
さて現在はどんな所にいるのかというと、


(暖冬でしたが1月中旬の雪で根雪になりました。)



(水槽は毎日10cm位凍るので、毎日ツルハシで氷を割り取り除きます。)
(根雪前に比べると運動量はへりましたが、元気に歩き廻っています。) 



ここは牧場の最北端に当たる場所で、標高は売店辺り(1060メートル)と変わらないのですが、北斜面という事もあり浅間山からの吹き下ろしもあるので、かなり寒いです。
毛深くなって、じっと耐えている牛を観ていると、何だか申し訳ない気持ちになります。
 

冬場、放牧地に草は生えていません。
そこで餌をどうするのかというと、白いラップに包まれたロール(春から秋に刈った草)を、こんな風に給与します。

(1個420Kg位あるので、機械で丸のまま枠の上から入れます。)

(約40頭で群がり、1日で無くなります。)


(こちらはロールを手で解して給与しています。)
 
自家産の草だけで育てる事が出来れば良いのですが中々そうもいかず、冬場はトウモロコシ等が入った餌も給与します。
(因みに牧場で給与している餌には、「すくすく」や「のびるんです」なんていう変わった名前が付いています。)





雪の中に閉じ込められた様にして窮屈そうな牛達を観ていると、早く放牧地でのびのびとしている季節が待ち遠しいです。
ですが牛達も牛舎にいる時間が長くなるので、近くで牛を観察したり、お気に入りの牛を見つけたりしたい方にはいいかもしれませんね。
興味のある方は、冬用装備で気をつけてお越し下さい。
それでは。

                           畜産部 日下部












2016年2月4日木曜日

牧場風景



今年も変な冬です。年が明けても温かい日が続いたかと思ったら、先月18日にはドカーンと大雪になりました。
 
 

その後も、寒暖の繰り返しです。先日の雨と雪と寒さで、木の枝には氷が付いて、一面真っ白です。



今回は枝全体に、透明なキャンデーのように氷が包んでいます。

 


日が当たると枝先がきらきら光って、とても綺麗な光景です。

 


「冬来たりなば、春遠からじ。」「はるよ来い、早く来い。」です。(加藤)

 

2016年2月3日水曜日

2月3日節分。

今日はチェダーチーズの製造をしました。



チェダーチーズは特徴的な製法で 殺菌した生乳に乳酸菌入れ 凝乳酵素を加えて カゼインが凝固
したものから 乳清を排出し、それを カードといい

このカードの 堆積と反転を繰り返すチェダリングと呼ばれる工程 そのカードを数センチ角に切断する ミリングと呼ばれる工程 そして ミリングされたカードに塩を入れる 工程

最後に型詰をして 圧搾という 工程をして 熟成をさせ 美味しくなります。
神津牧場のチェダーチーズは六か月以上熟成をして

深いコクと濃厚な味わいそしてミルクがもつ花の様な上質な香りがする特徴的な
チェダーチーズです。

加工部 菊池