こんにちは。
本日の牧場の天気は曇り時々晴れ。
日中の気温は20度位まで上がって、割と過ごしやすい日となっています。
昨日の日中の気温は13度と、夏とは思えない程メチャメチャ寒かったですが・・・。
牛達もこれくらいの気温がちょうどよいらしく、
放牧地で草を食べたり寝たりと気持ちよさそうにしています。
そんな牛達を尻目に、今日私は放牧地の雑草刈りという作業をしています。
放牧地にはいろいろな種類の草が生えていますが、
牛がすべてを好んで食べてくれる訳ではありません。
なかにはほとんど手を付けず食べ残してしまう草もあり、そんな草を放置しておくと、
その草ばかりがどんどん増えていってしまいます。
そうならないように、
雑草(牛が食べない草)を人の手で刈っていくわけですが、
その雑草の代表的なのが、
この草、イヌタデです。
ことわざで「タデ食う虫も好き好き」というのがありますが、
そのタデとは違います。
そのタデはヤナギタデと呼ばれるタデで、その葉に独特の香りと苦味があり、
それを好んで食べる虫もいるという事からあのことわざになったそうです。
一方のイヌタデは、葉に香りも苦味もあまりなく味がしないそうです。
味がしないという事はマズイという事でしょうか?
とにかく、虫は食わなくてもよいですから、たまには、
「イヌタデ食う牛も好き好き」
という事にはなってくれないかと思うのですが、
そうなる筈もありません。
つべこべ言わずに刈ります。
牛:放牧地はキレイになったかぁ? |
(田部井)