放牧中のジャージー牛 |
ホルスタイン種と比べ乳量は少ないのですが、脂肪分の多い濃厚な乳を出します。このためバターを作るのに向いています。
神津ジャージー発酵バター |
神津牧場は1887(明治20)年に牧場を開設し、その2年後には今と同様の方法でバターの製造を始めています。
当時の製酪工場 |
その品質も良く福沢諭吉が「神津牧場以外のバターは食べない」といった逸話も残されています。
明治時代の神津バター(カウヅバタ)のポスター |
放牧期間中のジャージー種の牛乳は、カロテンが多く含まれ、それから作られるバターが鮮やかな黄色になるのも特徴です。
当初からヨーロッパ流の製法を120年以上経った今も続けています。(英)
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