2012年1月18日水曜日

放射能の検査結果について


1月16日、群馬県は粗飼料の放射能検査の結果を公表しました。


県内94カ所で収穫されたもののうち、14カ所で乳牛と肥育牛向けの暫定基準値300Bq/kgを超える結果となったそうです。

粗飼料は牧草の干し草やサイレージ(牧草の漬け物)で、夏の間に収穫して、貯蔵飼料として食べさせるものです。


神津牧場でも夏の間は放牧していますが、12月の中旬からは夏の間に収穫した牧草をサイレージとして、貯蔵しておき、食べさせています。そこで、県の調査に合わせて、自主的に、サイレージの検査を行いました。
その結果は、暫定基準値を大きく下回る結果でした。

 
  一番肝心なのは、製品である生乳に放射能が出ることです。そこで、上記のサイレージを給与した生乳の検査も行いました。その結果は現在の暫定基準値(200Bq/L)だけでなく新たに設定される基準値(50Bq/L)も下回る結果でした。
































  なお、夏の放牧期間中にも検査しており、こちらも検出せずの結果を得ております。また、牛肉についてもと畜時に何回か検査をしましたが、検出せずとの結果でした。














































  ご質問やご心配をいただいた皆様には口頭で回答させていただきましたが、この機会にこれまでの結果も合わせてご報告させていただきました。

  今後も、節目、節目で検査をしていきたいと思っておりますので、これまで通り、神津牧場の製品をご愛顧いただきますようお願い申し上げます。

(須山)


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