探検隊の皆さんは10月にも「牧場と野生動物を見に行こう!」というテーマで牧草地に出没しているシカをライトセンサスという方法で観察したり、牧場を見学してくれました。
今回は厳冬期の野生動物の暮らしぶりを知ることが目的です。
開会式とオリエンテーションが終わったら
アニマルトレッキングです。向こうの林から一筋の踏み跡がついています。
シカ道です。雪が深くなるとシカも歩きやすいシカ道を通るようです。
人の踏み跡があるので判然としませんが、手前にもいくつかのシカ道がついています。
手前の林の中にはシカが樹をかじった痕が残っていました。
草地は雪に覆われているので樹をかじるのだそうです。
シカは木の皮を消化する胃袋を持っているそうです。
鋭く削った痕も見つかりました。これもシカがかじった痕?でしょうか。
これは秋に雄ジカが角で削った痕だそうです。
「シカの角研ぎ」と言うそうです。
雪をかき分けて、シカ道をたどって、奥の針葉樹の林に行くとシカの抜け毛や糞がたくさん落ちていました。数日前から設置しておいた赤外線感知カメラにはシカが写っていました。この林はシカの住みかになっているようです。その他、イノシシも写っておりました。
お楽しみのそり遊びです。
丘の上から一直線で、すべります。
夕方になって、シカの姿を追って山の上の牧草地を探検に行きました。
雪の野原ではシカの姿は見られませんでしたが、
帰り道に4頭のシカと遭遇しました。
夕食前にはかまくらあそびもしました。
除雪した雪の山を使って作ったものです(4日×2時間ぐらい)。
大人子供合わせて13人が押しくらまんじゅうのようになって入りました。
子供はかまくらの上にも乗ってみました。
ろうそくを灯すと暖かくて、幻想的な雰囲気になります。
かまくらの前では天体望遠鏡で、月、欠けて見える金星、木星と4つの衛星を観測です。
夕食は神津牧場産の鉄板焼(ジャージー牛肉)です。
夕食のあとは軽井沢や牧場の当たりにすむ野生動物のお話を、スライドを交えて聞きました。
盛りだくさんの1日がこうして過ぎました。 (つづく)
(須山)
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