こんにちは。
今日はだいぶ気温も上がって春らしい陽気となりました。春を感じると何だか気分も上がってきますね。今日も元気に仕事頑張るぞ! と始めたら、数分であくびが出て眠くなりました。春の日差しは恐ろしいですね・・・。
さて、本日は堆肥の切り返しという作業をやりました。上の写真に写っている黒い山は堆肥舎に山積みされている牛糞堆肥です。冬場は約2トンもの牛糞が毎日堆肥舎に運ばれてきます。これを速やかに処理していかないと、あっという間に堆肥舎は牛糞でいっぱいになってしまいます。
そうならぬように、この赤いホイールローダーで堆肥化作業をしていくわけですが、まずおがくずを混ぜたり撹拌したりしますが(これを切り返しと言います。)そうすると、
あら不思議、堆肥から白い湯気が出てくるではないですか?
これは牛糞中の微生物が有機物を食べて元気になり熱がでて、さらに切り返しすることにより酸素を送り込まれてまたまた元気になって熱くなるという仕組みらしいです。熱いところでは60度以上にもなります。こうする事により牛糞中の悪い菌が死滅して良質な堆肥ができるそうです。
そんなに熱いならもっと利用できないものかと取りあえず近づいて温まろうとした事数回ありますが、発酵途中の牛糞堆肥はニオイがかなりキツイので、暖房代わりに利用する事はまだできていません?
何度も切り返しして堆肥の色が黒くなってきたら、発酵が進んだ証拠なので牧草畑に散布します。
今シーズンも牧草がたくさん収穫できますように。
(田部井)
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