カシミール3D」というパソコンソフトがあるのをご存じでしょうか。杉本さんという人が開発した多機能地図ソフトで、無料です。牧場でも位置情報を取得できるGPS機器を用いて放牧地の形状を測り、カシミールに入れてやると、地図上に放牧地の形を描いてくれます。また、面積や外周も瞬時に計算してくれます。とても便利にしています。他にもどのようなことが出来るのかと見ていたらある場所からどこが見えるかを地図上に示してくれるそうです。そこで、牧場の最高標高地点の物見山(1,375.4m)から見える場所を調べてみました。写真のピンク色のところが見える場所だそうです。
近くは妙義山(相馬岳)、榛名山や赤城山といった群馬の山、浅間山、荒船山などが見えます。遠くは日光の山々、武尊山や至仏山、上越国境の山が見えることになっています。また、牧場は東に開けているので、筑波山も見えることになっています。一方、信州方面に目を転じると八ヶ岳連峰と佐久平、その向こうには北アルプスも見えることになっています。また、八ヶ岳の南側、関東山地との間には南アルプスの山が見えることになります。
先日、良く晴れた朝に思い立って、牧場内の「物見岩」に行ってみました。「物見岩(1,315.3m)」は牧場内の最高標高の物見山山頂(1375.4m)山頂から尾根伝いに南東に1kmほど離れたピークです。朝日を受けて、信濃の山々がよく見えました。早速、デジカメで撮影してみました。南西には八ヶ岳と南アルプスが見えます。北西には北アルプスの山々でしょうか。白い雪をいただいた連山が連なっています。帰ってから、パノラマ写真を作ってみました。
説明を追加八ヶ岳と南アルプス(左の隅に雪をいただく山塊が南アルプスではないでしょうか) |
一つ一つのピークはわからなかったのですが、カシミール3Dの「カシバード」という機能を使ってみると山の位置がよくわかってきます。
また、牧場は東に開けているので晴れていれば、ご来光や朝日がよく見えます。5月21日(月)の朝、金環日食の観察スポットとしての最適だと思います。
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