2013年9月25日水曜日

ウサギの赤ちゃんのその後とヤママユ

 
本日の天気:曇りのち雨
     気温:18℃
     湿度:82%
 
しばらくぶりにウシの写真を撮ってみました。
雨でも霧でも、ウシたちはとても元気です。
この子たちも筆者が牛舎へ行くと、「なになに~?」とこっちを見つめてきます。かわいい。
 
さて、今日はまず、先日報告していたウサギの赤ちゃんの続報をお届けします。
あれから月日が経ち、、
立派なウサギになりつつある赤ちゃんたち。
毛づくろいをしていますが、
横から見るとこんな感じ。
貫禄あるウサギになりつつあります。
とても成長が早いので、いわゆる「赤ちゃん」の時期はそんなに長くありません。
ですが、この子たち。まだあどけなさが残っていて非常に可愛いです。
ぜひお早めに会いに来てください。

そして今日のもう1つのネタ。「ヤママユ」。
みなさんも名前は聞いたことがあるのではないのでしょうか。
よく「ヤママユガ」と言われてしまうのですが、標準和名は「ヤママユ」です。

さて、本日筆者、事務所前の階段を登ろうとすると、落ち葉っぽい落ち葉じゃないものを発見。
これがヤママユです。
隣にあるボールペン、決してミニサイズではありません。
標準サイズです。

実は筆者、生き物全般大好きなくせに、
蛾だけ、蛾だけは大の苦手なのです。
発見し、声が出なくなるほど驚いたのですが、
これは皆さんにお伝えしなくてはならない、と、決死の覚悟で撮影しました。
このあと、突っついてみたら・・・彼女(この子はメスです)、生きていたんですけどね。
その時の筆者の様子はご想像にお任せします。

この時期に集中して出てくる蛾の仲間で、
夜、明かりをつけているとバタバタと寄ってきます。
この姿からは想像ができないのですが、
ヤママユの成虫は口が退化してしまっているため、エサを食べることができません。
幼虫の時に蓄えた栄養のみでパートナー探しをし、交尾をして卵を産み、その一生を終えるのです。
健気です。

そしてさなぎである“繭”は薄黄緑色で、この色は文句なしに綺麗です。
私の大好きな絵本「ちいさな星の子と山ねこ」という絵本にもこのヤママユの繭が登場し、
重要な役割を果たします。
(気になる人は読んでみてくださいね。)
幼心に「ヤママユってどんなちょうちょが出てくるんだろう?」とわくわくしていたはずが、
今となっては・・・といった感じです。

この大きな生き物に会いたいという方、今がチャンスです。
もうしばらくすると寒くなり、すっかり姿を見せなくなってしまいます。
10月頭までが勝負というところでしょう。
遊びに来た際にはちょっとだけ目を地面に向けてみましょう。
すると落ち葉にまじって・・・ヤママユに会えるかもしれません。

それではまた。

庄山




 

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