雨が降らない。
都会で暮らしていると、その深刻さをなかなか感じられないかもしれません。
水道の水がすぐに出なくなるわけではないし、
トイレが流せなくなるわけでもありません。
でも、神津牧場で雨が降らないとなるととても大変です。
ここではウシたちを放牧地に放し、草を食べさせることで牛乳や牛肉を生産しています。
さらに夏は、冬用の草を育てて刈り取り、保存するという大事な仕事もあります。
そのウシたちにも牧場にも大事な草が、雨が降らないと伸びないのです。
今月は標高1080mにある事務所ですら、30℃を超すような日が何日もありました。
もちろん雨はほとんど降らず、草は伸び悩み・・・。
どうしよう、こまった。雨、降らないかなぁ。。。
そんな言葉を何人もの職員が口にしていました。
ですが、今日!
なんと雨が降りました!!(やったー!!)
写真の通り、薄暗くて涼しい(気温22.3℃)朝を迎え、
午前9時ごろから雨が降り始めました。
このまま今日はたくさん降ってほしい。
でも、明日は今年3回目の牧場体験があるからやんでほしい。
もっと言えば土日はお客さんが多いから晴れてほしい。
草の刈り取りの時期も晴れてほしい。
そんな都合のよい矛盾した気持ちを抱えています。
雨が降ると路面が濡れ、
沢からサワガニが上がってくる、なんて光景もたまに目にします。
雨が降っても気を落とさず、雨ならではの神津牧場をお楽しみください。
それではまた。
庄山
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