2013年10月13日日曜日

紅葉情報とヤドリギと・・・

本日の天気:快晴
本日の最低気温:7.2℃
     湿度:33%

朝、寒かったです。とても。ストーブをつけちゃったくらいでした。
でも、日中はほどよくあたたかくなり、絶好の行楽日和となりました。

さて、最近お客様から「紅葉はいかがでしょう?」というお問い合わせを頂くことが多いので、
ちょくちょく紅葉情報を出していきたいと思います。
上の写真は牧場のメインストリート。夕日に照らされているというのもあるのですが、
ちょっとずつ色づき始めています。
もっと早く進むかなぁと思っていたら、この前の暑さでぴたっと紅葉の進行が止まったような感じもします。

こちらは神津牧場から見える山肌。まだやっぱり・・・緑っぽいですね。
今日は朝、ぐっと冷え込んでいるので、ここでまた紅葉が進む気がしています。
また数日後、様子をお伝えしますね。

さてさて、今日は昨日に引き続き、面白植物の紹介です。
今日のガイドツアー(午前)に参加した方にはご紹介しましたが・・・。
これです。
この木、葉っぱの付き方が変ですよね?特に黄色い矢印のあたり。。。
この植物はヤドリギといいます。
拡大するとこれです。
ちょっと・・・逆光で陰みたいになっちゃってますが・・・。

このヤドリギ、木に寄生しながら生きています。
まったく違う種の木の枝から、突然にヤドリギが生えているのです。


こんな唐突にどうやって生えるのか。


これにはきちんとした理由があります。
このヤドリギ、実をつけてそれを取りに食べさせます(キレンジャクとかだそうです。)
かなりねばねばっとした実だそうなのです。
これが鳥の体内で消化されず、フンとして落とされます。
それがなんと・・・木の枝にぶらーんとぶら下がるそうです(見てみたいですねっ!!)
そして無事にぶら下がれた種はそこから寄生開始。
木から栄養を奪いつつ、すくすくと育っていきます。

あ、でも寄生された木は死にませんよ。
殺しちゃったらヤドリギも生きていけませんので、
活かさず殺さずといった状態を保ちます。

植物なんてつまらない、そんなことを思っていませんか。
人間とはまた違ったスピードで生きているので、
その生きざまや必死の攻防がわかりづらいのは事実です。
でも、知ると面白い。

無限大に広がる神津牧場の面白植物たち。
ぜひ、見に来てみませんか。
それではまた。

庄山




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