2014年5月20日火曜日

八重桜ジャージー、そして筆者、プラナリアとの再会

 

本日の天気:晴れのちくもり
本日の最低気温:10℃

少しずつ、桜が散り始め、道路に花びら絨毯ができつつあります。
今日はウシたち、駐車場方面の放牧地に出ていたため、
13時すぎにはこの道を通りました。
その時の写真がこちら。
八重桜とジャージー牛。なかなか絵になるもんですね。
下のアングルから撮ってみると、
こんな感じです。
晴れてればもっといい写真が撮れたのにーっ!と思ったのは筆者だけではないはずです(笑)
八重桜ジャージーの写真が撮れるのは、24日、25日が最後かなぁと思います。
皆様、チャンスですよ!

さてさて、八重桜ジャージーはともかく、
タイトルにあるプラナリアってなに?と思った方、結構いるかなぁと思います。
これで「あいつだっ!」と分かった方はなかなかの理科実験大好きっ子ではないでしょうか。
これは不思議なとある生き物の総称です。

その生物がいたのはこちら。
牧場内の親水広場、川の中です。
筆者、ガイドツアーや日々のガイドに使う材料をいつもいろんな場所で探しています。
今見られるものが明日も見られるとは限りませんし、
ここで見つけたモノが継続的に使えるかもしれません。
ですから10分でも15分でも時間を見つけて材料を探しておくのは意外に大事な作業です。

さあ、例のイキモノですが、がっつり川に入らなくても探せます。
石をひっくりかえすと、そこにぺちょっとついているのです。

石は、
・川底に固定されてない(固定されていると彼らはくっつけない)
・ちょっとすべすべしてそう(ごつごつしているとやっぱりくっつけない)
・片手に楽に持てるくらい(小さい物でも意外にいます)
を基準に探し、適当にひっくりかえします。
すると、多くの小さな生き物がくっついていることがしばしば。

そんな中、見つけちゃいました、プラナリア(体長およそ4cm)。
ナメクジではありません(ナメクジは巻貝の仲間です)。
ヒルでもありません(血は吸いません)。
これが、プラナリア、正確に言えばウズムシ目のイキモノです。
肛門がないので、食べたモノは消化して口から吐き出します。

ヒルとの見分け方は簡単です。
ヒルにはこんなにつぶらで可愛い目はありません。
筆者、なぜこんなイキモノを知っていたかと言うと、
高校の生物の授業で使ったことがあるのです。
実はこのプラナリア、きちんと条件さえそろえてあげれば、
体を切断しても再生します。
つまり、2つに切ったら2匹になり、3つに切ったら3匹になり・・・、
世の中にはこの1匹を100ほどの切片にして100匹にしたという情報もありましたが、
真偽のほどはわかりません。
とにかく、2つ3つくらいの切片であれば、(あくまで条件さえそろえてあげれば)再生します。

高校のときには実験に使うつもりが、水質悪化で彼らを全滅させてしまい、実験ができなかったと記憶しています。
そのプラナリアにこんなところで出会うとは。。。
野生のプラナリアに出会ったのは初めてです。

水質が悪いところにはいませんので、
それだけ親水広場の水がきれいということなんでしょうね。
いやー、ちょっと驚きでした。

そろそろ気温も上がってきて、
川に手を入れても気にならないようになってきました。
川遊び入門として、まずはこの「石ひっくり返し遊び」やってみてはいかがでしょうか。

それではまた。

庄山

2 件のコメント:

  1. 花祭りの時とはまた違った牛の行列、いいですね~。桜と牛、絵になってます。普段はひと気がほとんど無いんですね。
    週末のネイチャーガイド行ってしまおうかな。週末はきっと混み混みですよね(^^;;
    先週行ったばかりなので子供達からブーイング出るかもしれません。。。
    YK

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  2. YK様
    コメントありがとうございます。
    花祭りのときは「激混み状態」というのが正しい表現かもしれません。そのくらい混雑しています。
    ただ、普段(特に平日)は面積当たりの人数が少ないので、大自然そのままを堪能することができます。
    そして、ネイチャーガイドは毎月開催予定です。
    なのでぜひぜひ遊びに来てくださいね。

    庄山

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