2014年2月19日水曜日

半孤立1日目:各所の状況について

段々と牧場内では身動きが取れるようになってきています。
重機での雪かきにしろ、人力雪かきにしろ、
人数は少ないけどやたらとたくましい。。。
ちなみに現在の人員状況は、
全職員18名中、7名が14日から閉じ込められ中、閉じ込められていたうち1名は用事があって屋敷ルートから軽自動車等を使って下山、6名が屋敷ルートから登ってきて、4名が未だ登って来られず、といった状況です。

さて、牧場の様々な場所の記録を撮ってきたので紹介したいと思います。
 

まずは例の白い四角。
やっと掘り出せました。
人力だけではなく、ボブキャットの力もかりました。。。

カーフハッチもこのとおり。
やっと掘り出せた感じです。
こちらに興味を示す仔牛。掘り出してもらえてよかったね。

そして筆者、切通(きりどおし)と名付けられている牧草地へ出発。
夏は、最後の最後の期間にウシを放牧してこんな感じになるところです。
左奥に写っているジャングルジムみたいなもの・・・これには鳥獣害を引き起こすニホンジカを24時間監視するシステムを組んであります。さて、これがどうなったかというと・・・。
雪の海です。ジャングルジムみたいなものは真ん中右寄りにちらっと写っているのですが見えるでしょうか。
それもそのはず。
これだけ積もっているのですから。。。

そして筆者、今度は正規ルート方面へ。
ここは中段(ちゅうだん)と名付けられた牧草地。
カーブミラーが半分以上埋まっています。
さてさてどこまで歩けるか。。。
神津牧場のシンボルのような存在もこんなに埋まってしまっていました。
そしてこれがある場所から奥を撮影すると・・・
車ではとても移動できそうにない世界が広がっていました。
試しにスコップを刺して深さを確かめてみましたが、
30cmというところでしょうか。
実はこの辺り、T職員が1度、雪かきをしています。
雪が風で地吹雪のようになり、こんな風に堆積してしまったのだと思います。
風って怖いですね。
ということは、この先には私たち、まだ進めないということなんですね。。。

ちなみに、T職員は現在、総務部長S職員の通勤ルートを確保すべく、吹雪原(ふぶきっぱら)と名付けられた牧草地方面を掘削中です。

さて、では最近ずっと登場している「屋敷ルート」。
これが一体どんな道なのかお知らせすべく、写真を撮ってきました。
これです。
軽自動車(ジムニーとか)や軽トラックならぎりぎり通れます。
ですが、スコップを比較してみると、
こんな感じです。
急斜面、急こう配、雪の壁に囲まれて見通し悪い、
と、悪条件が重なった道です。
ここの道に慣れている牧場職員ですら、
雪がたくさん降ればあまり使いたくない道です。
筆者は運転が苦手なので、普段降りるのも怖いくらい。
雪があってこれだけ幅が狭まっていると、
筆者の乗っている車では通行不可能です。
だからと言って、ふもとまではあまり歩きたい距離ではありません。
なにせ牧場からこの屋敷ルートを使って、
一番近いコンビニまでは車で25分くらい(筆者運転。牛舎のI職員や製酪のN職員だともっと早いです)。
正規ルート、早く開通してほしい。。。

それなのにちょっと不穏な動きが。。。
国道254号線の除雪がまだ終わっていない、通行止めも解除していないとのこと。
本当に20日にこちらまで来るのかな。
不安にならざるをえない状況が、どうやらあるようです。

また情報が入り次第、もう1度更新したいと思います。

それではまた。

庄山

2 件のコメント:

  1. もう少しのようですね。
    自分たちのことで精一杯でしたが、ちょっと落ち着いたので、気になってブログを拝見してビックリです。声援しか出来ませんが、頑張ってください!!
    庄山さんの元気を頂いて、私も頑張ります。

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  2. 匿名様
    コメント、ありがとうございます。除雪日程、振り出しに戻っちゃいました。
    ただ、匿名様のコメントに勇気づけられました。ありがとうございます。
    まだやれることはたくさんあるはず。だからもうちょっと頑張ります。
    ただ、お互い、あんまり頑張りすぎて燃え尽き症候群にならないように気をつけましょう。いつか必ず、状況は良くなるはずです。そう信じています。
    庄山

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