2014年2月20日木曜日

半孤立2日目:神津牧場天文台の様子とたくましい職員。。。

ウシのことで頭がいっぱいだった筆者、
関東天文協会のI様からコメントを頂き、神津牧場天文台の存在を思い出した次第です。すみません。。。
神津牧場のすぐ近くには天文台があり、なんと口径76センチ反射望遠鏡、つまりはとっても大きな望遠鏡が設置されています。
神津牧場の周りには人工的な光が一切ないので、星が異常なくらい良く見えます(天の川が普通に見えるくらい)。
だからこの天文台でも年に2回、一般公開をしていたり。。。

さてその天文台ですが、こんな風になっていました。
施設は一切つぶれておりません。無事です。
ただ、1mくらいの積雪があります。
ですから、254が通り、かつもうちょっと雪がとけてから来た方がいいかもしれません。
ちなみに筆者はまだ、この大きな望遠鏡で星を見たことがありません。
行くといつもなぜか曇るのです。空が。
いつか、またお邪魔させてください。

さて、前回のエントリーで職員がたくましいと言っていましたが、
これからしばらく、そんなエピソードが続きそうです。

ロッジ前の雪かきをしようかとしていたところ、
本日やっと登れたロッジのボス、T職員、ぼそっと一言。
「ボブキャットが空いてれば持ってくるんだけどな。」
見てくるわ、と言って帰ってきたら、
これでした。
そうですよね。牛舎、何年もやっていらしたんですものね。
総務部長のS職員も「雪かきやったことある」と言っていたし、この前は製酪のN職員が乗っているのも見たし、牛舎の人間はほとんどの人が乗れるし。。。
考えてみると・・・もしかして職員の半分以上(牛舎Ku職員、Ka職員、M職員、草地I職員、T職員、製酪O職員、N職員、総務S職員、ロッジT職員、配達H職員、そして場長も)が乗れるんでしょうか、ボブキャット。。。私、乗れないのですが。。。(汗)

神津牧場はもともと外界と途絶されたような場所にあるので、
何が合っても大丈夫なように、ある程度、みんなが何でもできる状態にしておかないとダメだよね、という話がありました。
私も本業は体験・教育プログラムの作成と実施(ガイドツアーとか、夜の牧場探検とか、団体ガイドとか)ですが、
先のエントリーにも書いたとおり、搾乳にも入れます。
「みんながある程度なんでもできる」、
強い組織づくりには大切なことなんだなぁと実感した筆者でした。

そして余談ですが、
S職員、5分間、スノーシュー(筆者所有/笑)を練習。
こんなに高い雪山も登り、
積雪約1mの場所を難なく進んでいました。歩くコツがつかめた様子でした。
そんな様子を神津邦太郎(創始者)が見つめています。
明日はやはり、スノーシューを使って通勤してくるそうです。
私もまた、スノーシューを使って「真冬の牧場アドベンチャー」リターンズを実施しよう、
そんなことを考えた瞬間でした。

昨日はさすがに沈んでいましたが、
まただんだんと気持ちが上向いてきた筆者です。
早く元通りになりますように。

土木事務所の方からは、明日、除雪車が入り、
23日には開通できるのではないか、との連絡が入りました。
今度こそ、今度こそ来ますように。
23日なら、あと少しの辛抱だから。

今日、この先、また新しい情報が入ったら、
お知らせします。
入らなかったらまた明日、です。

それではまた。

庄山

2 件のコメント:

  1. 関東天文協会の石井です。
    牧場の方が大変であるにもかかわらず
    天文台の状況をお知らせくださり、
    本当に有難うございました。

    一刻も早い開通を祈っております。
    S場長様にもよろしくお伝えください。

    返信削除
  2. 石井様

    いえいえ、とんでもありません。天文台の先には吹雪原(ふぶきっぱら)という牧草地があります。そこの堆肥舎に場長が行った際、「きっと天文台の方も心配しているはずだ!」と思い、撮影したとのことです。
    早く、本当に早く開通してほしい思いでいっぱいです。
    場長にも伝えておきますね(きっと見ていると思いますけど、ね)。

    庄山

    ※誤字発見のため、前回自分が書いたコメントを削除・編集しています。紛らわしくてすみません。

    返信削除